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ななつ星in九州に関わって下さった皆様へ

【ななつ星in九州に関わって下さった皆様へ】

「ななつ星in九州 霧島コース」の定期運行が6月12日、約3年間で69回の運行をもって無事、終了いたしました。

JR九州様と繰り返し交渉を行ってから4年半もの月日が流れたかと思うと感慨深い気持ちでいっぱいです。
とりわけ、JR九州様との契約を締結し、ななつ星の吉都線への入線が決まり、この地域を走ることになった時の喜びは今でも忘れられません。

博多駅を出発して3日目のお昼のお弁当とツアーを当社で請け負い、えびの駅に2時間ほど停車している間に、矢岳高原や三ノ宮峡、ひなもり銘木、御池、霧島東神社のコースを造成しツアーを催行して参りました。

西諸おもてなし弁当は、お弁当箱からこだわり、ひなもり銘木様に霧島杉の一枚板から作って頂きました。5人の料理人が力を合わせたおもてなし弁当は全て西諸の食材を使って作って頂きました。特に日本料理おおやま様と極楽温泉匠の宿の竹井様には当初から3年に渡り全てのお弁当を提供して頂き、特別列車ではシェフ自らななつ星に乗り込み料理を提供し、西諸のPRをして頂きました。

この間、シェフを始め、生産者の皆さま、市民ガイドの皆さま、えびのガイドクラブや高原町観光協会、宮交タクシー、自治体、関係団体、事業者の皆さま、日向庄内駅のセブンシスターズを始めとする温かい応援やおもてなしをして頂いた地域の皆さまのお陰で大きな事故や怪我、トラブルなく運行を終えることが出来ました。

線路沿いに集まったたくさんの笑顔、手を振る子どもたち、感動して涙ぐむ方の姿。その光景は地域にぱっと明るい風が吹き込んだように感じました。

「ななつ星in九州」は単なる豪華寝台列車ではなく、私たちのまちに活気と誇りを運んでくれた存在だったと思います。
3年間支えてくれた皆さまに感謝しつつ、この3年間で生まれたつながりや経験をこれからの地域の力に変えていけたらと思っています。

これまで本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い致します。

小林まちづくり株式会社